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北九州の災害廃棄物受け入れモンダイ 


 北九州の災害廃棄物受け入れについては6/13から始まる市議会で議論され
決定についてはまだ日程がはっきりしないそうです。


☆問い合わせ・意見を伝えるところなどについてこちらが詳しいです↓
http://tonton5five.jimdo.com/がれき通信-問い合わせ先一覧/#title



大田区議の奈須りえ議員が定例会での広域処理についての質問をブログに載せられています。


http://blog.goo.ne.jp/nasrie/e/192a91121281d5518b9fc5e0fb1b93df

『こうした論調の変化に歩調を合わせるように、宮城県、岩手県の災害廃棄物総量の見直しとそれに伴う広域処理量の見直しが公表されました。

その結果、宮城・岩手県の広域処理量は400万tから250万トンに4割減りました。岩手県だけでみると増えていますが、これは、佐竹知事が「土などが主で、広域処理は難しい」と話しているため便宜上広域処理に含めているだけでその分を考慮すれば、広域分は当初の7割減となります。

そこで、がれき総量の見直し後の広域処理について区長のお考えをうかがいたいと思います。

広域処理分は可燃物が大半を占めますので、可燃物について取り上げます。

お手もとの資料も参考にしてください。

見直し後の宮城県の焼却処理量は203.4万t。仙台市がそのうち10万tを引き受けることになりましたので、193.4万tを現地どこまで処理できるのかがポイントになります。

現在、宮城県には、26基の仮設焼却炉が建設されていて、7月にはすべて稼働します。その処理能力は、180万tになります。ところが、この計算は、年間稼働日数が300日。193.4万tを処理するには、現在の年間300日稼働を320日にすればよいということです。たとえば今回宮城県の可燃物を10万t受け入れることにした仙台市の稼働日数は340日です。仙台市並みに稼働させればさらに現地処理量を増やせます。

ところが、今回、出された焼却量は県内処理の稼働日数を300日から275日に減らしています。再生利用量も490トンから332万トンに約160万トンと極端に減らし、広域処理をねん出しているのが今回の見直しです。

岩手県分も同様です。また、最終処分場も宮城県内で確保できます。私のHPやお手元の資料も参考にしてください。

これらの検証から、東京まで持ってこなくても、現地で処理できることは明らかで、広域処理は輸送コストの無駄を招くだけです。先日試験焼却を行い市民との間で大混乱を招いた北九州市の試験焼却の輸送コストは、1tあたり17万円を超えると言われています。この状況で受け入れを続ければ、地方自治の原則「最小の費用で最大の効果」から大きく外れます。』


莫大な輸送費を、
宮脇昭さんが提案されている「いのちを守る森の防潮堤」や
池田こみちさんが提案されている「コンクリート構造物で管理型処分場に類する堰堤、防波堤型の処分場」
の費用や安全性を高めるための費用に使っていただきたいと思います。

by pocoapoco-h | 2012-06-11 15:33 | 緊急!がれき問題